ワインの種類と聞いて普通の人が思いつくのは、
白とか、赤とか、ロゼとかですよね。
しかし、実はワインにはもっと多くの種類の分け方があります。
その種類の分け方はワインの製造法や、原材料によって異なってきます。
■スティルワイン(非発泡性ワイン)
ワインと言ったら、普通一般的にこのタイプの物を表しています。ベーシックな物です。
いわゆる赤ワイン、白ワイン、ロゼワインはこのタイプのワインです。
スティルワインは炭酸ガスを含んでいません。
アルコール度数ですが、9度から14度くらいになっています。
■スパークリング・ワイン(発泡性ワイン)
しゅわしゅわとした口当たりで、中に炭酸ガスが封じ込められた、泡立つワインです。このワインの代表的な物は、フランスのシャンパーニュ地方で造られている「シャンパン」が
有名ですね。
■フォーティファイド・ワイン(酒精強化ワイン)
スティルワインの発酵中または発酵が終わった後に、そこにブランデーなどのアルコールの強い酒を加えル事によってアルコール度を上げます。これによってコクや保存性を高めたワインができあがります。スペインのシェリー、ポルトガルのポートワインやマデイラが有名になっています。さ
● フレーヴァード・ワイン(アロマタイズドワイン/香味付けワイン)
スティルワインにさらに薬草や香辛料、果汁、甘味料などをいれたものになります。
それにより独特な風味をつけたワインです。
用いられるのは食前酒や食後酒、カクテルの原料です。
有名なのはイタリアのベルモットやスペインのサングリアがよく知られています。